個人開発・プログラム

【Webサービス開発失敗!】して学んだこと

スマホを見る女性

こんにちは!

YuKiOです。

世の中見渡しても成功体験というのは溢れていますが、失敗談って少ないと思いませんか?

失敗した事を言いたくないという人は多いでしょうが、今回は私が経験した去年の失敗について、ちょっと語らせてください。

去年11月に「RANK321(ランクサンニーイチ)」という特化型SNSをリリースしたのですが、大失敗に終わりました 笑

サービスを開始して2ヶ月で新規ユーザーが6名・・・泣

現在は一旦サービスを終了して、リセットしてとりあえず置いています。

そこで「何がダメだったのか?」を振り返ることが大切だと思って、このブログを書いています。

これから、はじめてWebサービスを開発する人の少しでも参考になれば嬉しいなと思います。

RANK321とは?サービスの特徴

個人の価値観をランキング形式で投稿できる、特化型SNSとして「RANK321」をリリースしました。

https://rank321.herokuapp.com/

独自ドメインで運用していましたが、一度リセットして、今はherokuの無料dynoに戻して運用中です。

Railsチュートリアルで学べるSNS機能をベースに、独自のトップ3のランキングを投稿できるように作成しました。

ランキング = 個人の価値観」として、メジャーな価値観に流されず、個人の価値観をPR・シェアできるSNSとして訴求をしていましたが、結局ユーザーが6名しか集まりませんでした。

なぜ、「RANK321」を作ろうと思ったのか?

RANK321」を作ったのは、個人がオススメしている「モノやコト」をランキング形式でチェックできる場があればいいなと考えたからです。

たとえば、以下のようなイメージです。

「現役Railsエンジニアが初心者にオススメする本ランキング」

「プログラマがテンションが上がる映画ランキング」

みんなが投票して決めるオモシロイ映画ランキングは、客観的にはオモシロイ映画かもしれません。

しかしそれが自分にとってオモシロイ作品とは限りません。

むしろランキング外でも、憧れの人や、気になる人、友達がオススメしている映画の方がオモシロイ可能性もあるのです。

そんなものを発信するのはツイッターやフェイスブックでも良いと思いますが、「個人ランキング専用の型があったら、発信しやすいのでは?」というのが、Webサービス開発前の仮説でした。

開発はMVP(実用最低限の製品)を意識してシンプルに作成を開始。

PRにあたって、投稿もない、ユーザーもいないと閑散とした印象を与えてしまうので、フェイクデータをSEEDファイルで大量に作成して流しこみました。

RANK321PRする為にやった事

リリース直後は、「SNS広告」と「WebサービスのPRサイト」を使ってPRを開始しました。

SNS広告でPRをしてみる

ツイッター広告を出すためには、アカウント開設から2週間待つ必要があったので、開発前にツイッターアカウントを開設しておきました。

利用したのは、「ツイッター自動広告」という月額1万円、無制限で広告配信してくれるサービスです。

他でも利用を考えていたので、初回にしては予算をかけ過ぎですが、実験的にリリースから1ヶ月間だけ出稿してみました。

結果は、ユーザーを1名獲得でした。。

投稿が自動で広告に出されるのですが、どの投稿が広告になるかわからない。

ターゲットも大雑把にしか選べないので、適切にリーチしない。

とくにツイッター広告は、クリックされてもコンバージョンが高くない傾向ですが、自動広告はさらに悪くなってました。

次回は、個別にターゲットを絞って広告を出すようにします。

Webサービス紹介サイトでPRをしてみる

お世話になったのは、以下のWebサービスをPRできるサイトです。

Eggineer https://www.eggineer.com/

ServiceSafari  https://www.service-safari.com/

ツクログ:http://creators.eightbit.jp/

webサービス集めました:https://webatume.net/

ロケットリリース:https://rrws.info/

各サイト様に掲載を頂きまして、ここでユーザーを5名獲得できました。

当初の想定よりもユーザーを獲得できなかったのは、Webサービス自体に魅力がない、もしくは訴求が間違っているのだと考えています。

人が使いたくなるWebサービスで、人の興味を惹く訴求であれば、これらのサービスを使ったらもっとユーザー獲得ができたはず。

だから、次で作ったWebサービスを自分で評価していきます。

なぜ「RANK321」ダメだったのか?を分析

イケア効果って知っていますか?

「人間は、自分の製品は過大評価する傾向・状態」をイケア効果と呼ばれています。

このイケア効果の恐ろしいところは、その存在を知っていても防げないことです。

イケア効果に対する、唯一の対策は時間を置く事。

Webサービスのリリース直後は「これってみんなに使ってもらえるかもしれない」という期待や夢をみがちなので、客観的にみる事って「難言うは易く行うは難し」です。

だから、リリースしてから数ヶ月たったこのタイミングで、あらためて自分なりに作ったWebサービスを評価することにしたのです。

ダメだったと思われる点は以下の通りです。

・目新しさがない、斬新さがない

・すぐに使う必要性がない

・意外とランキングを考えるのが面倒

・既存のSNSで十分補える

・使っていても面白くない

時間を置いて冷静に自分の作成したWebサービスを見つめ直すと、ダメなところが見えてきますね。

サービス内容に目新しさと斬新さがなく、Webサービスに訪れたユーザーがすぐに使いたくなる要素が少ないと感じました。

たとえば、SNSで人気となった「質問箱」というWebサービスの場合、すぐにログインして使いたくなりましたが、「RANK321」にはその衝動が湧き上がりません。

「ちょっとやってみようかな」と思わせる魅力が「RANK321」は無かったのだと思います。

その原因の一つが、ランキング考えるのは想像以上にメンドくさいということ。

「会員登録 何のランキングを投稿するのか? 考えるのが面倒」

となり、更に実用性もないので「今すぐ登録する」必要性もありません。

更に、登録したとしても、さほど面白そうでない。

「ふ~~~~ん」という感じ。

良くて、12回投稿したら飽きるのではないでしょうか。

以前、何かの本か、何かのブログで見た言葉が腑に落ちています。

「無ければならない物」と「あったらいいなという物」は似ているようで、違うということ。

「シリコンバレー」という海外ドラマに出てくる「駐車場のシーン」の例で話をすると、

A「いつも、どこに駐車したか忘れてしまって困っていないかい?」

B「まあ、あるよね」

A「自分の駐車した位置がすくにわかったら便利だとは思わないかい?」

B「まあ~~そうだね」

A「だろ?だから駐車場のどこに車を駐車したか忘れないために、現在位置のGPSを記録できるアプリを開発したんだよ!」

B「あぁぁ、いいね・・・(別に、駐車スペースの番号をメモしたらいいんじゃないかな)」

という場面があります。(記憶の中なので若干違うかもしれません。)

つまり頭の中では一見便利そうに思えても「あったらいいな」のレベルのものは、実際使う時にはギャップがあるということ。

RANK321も、構想の段階では面白そうと思っていましたが、いざ形にしてみると、自分で継続して使おうと思えるものではありませんでした。

まさに駐車場アプリと同じ状況です。

やっぱり自分で使おうと思えないものは、人も使ってくれないですね。当たり前ですけど。

結論ですが、「RANK321」の失敗の原因は、最終的に以下だと思います。

1.必要とされる頻度が少ない、ない

2.何かで代替することが十分可能

3.解決する悩み自体がそこまで深刻ではない

このあたりを次回のWebサービス制作では注意したいと思っています。

RANK321の今後について

今年中に、また改良して再度ローンチしてみようかなと思っています。

・ランキングのカテゴリを絞って考える手間を減らす

・ランキングという投稿の枠組みを変える

・ログイン不要にする

・ツイッターの補完ツールの側面を強くする(カードで画像が表示されるなど)

・インフルエンサーにダメもとで使ってもらうようにお願いする

このあたりがパッと思いつきましたが、基本のSNS機能は実装しているので、完全にコンセプトを変えてみても良いかな?と思っています。

Webサービスを作って学んだこと

プログラムを始めた当初は、Webサービスを完成させる事がゴールでした。

「人の役に立つ」、「誰かに使ってもらう」という次のステップに移行すると、ハードルがまるで壁のようにそびえ立つように高く感じています。

作っただけでは完成ではなくて、人に使ってもらうにはPRが必要です。

PRを続けていくのも大変ですが、個人的に何が良いか判断がつきにくい部分でもあります。

パターン1:サービス内容は良いが、訴求が良くない

パターン2:訴求は良いが、サービス内容が良くない

パターン3:どちらも良くない

Webメディアなどえは成功体験があっても、Webサービスの成功体験がないので、自分なりの基準がないので本当に手探りの状態。

質問箱のように爆発的に増えるパターンもあれば、

スナップショットのように2ヶ月たっても200ダウンロードしかなかったというパターンもあれば、

インスタのように、機能に特化したら成功したパターンもあります。

今回、Webサービスの大失敗を通して実感したのは、「Webサービスづくりは、答えがないことばかり」ということ。

チュートリアルや教本は、「こうしなさい」という答えがありましたが、Webサービス開発には一切答えがないばかりか、答え合わせもできません。

成功したら、正解なのか?それとも偶然?

これもまた自分の判断次第となります。

私はゆとり世代ではないですが、ゆとり世代とか関係なしに、ずっと答えのある勉強しかしていなかったり、社会人でもルーティーン化されている仕事ばかりなので、

「この方法は本当に正しいのだろうか?」と不安になる機会って本当に少ないと感じています。

だからこそ今回の件で、PDCAのサイクルを通して、「自分なりの答え」を見つけてくる力が一番重要だと気付きました。

質問箱のようなサービスの成功を見ていると、すごく夢があってワクワクしますよね。

ただあのようなパターンは稀ですし、数個Webサービスを作っただけでは上手くいくわけないのも現実。

ただし、「そんな事は稀だよ」と頭で考えたり、口でいうのは簡単ですが、実際やってみて実感することはとても良い経験でした。

実際やってみない事には始まらない、とにかく「作って作って作って」、行動しかないとも思っています。

今回の経験をもとに、今年の目標は最低でも4つのアプリをリリースしたいと思っているので、次のアプリを楽しみに待っていてください。

お付き合い頂きまして、ありがとうございました。