学び・読書

年間270冊数の読書家が「速読」をやめて、普通に読書をしてみた結果・・・。

女性読書

こんにちは。

「アラサーからプログラムを始めた読書好きな人」です。

このブログでは、読書に関すること、プログラミングに関することを記載していきます。(読書のことばっかりだっけれども・・・。)

私ごとで恐縮ですが、この3週間ほど肌あれが酷くて、顔の半分くらいがデキモノで大変なことになっています。

毛穴に細菌が入ってしまったようです。抗生物質を飲むので、1週間以上禁酒となりました。辛い・・・。

今までこんなに肌荒れしたことがありませんが、20代の頃と比べると体の衰えがチラホラ見え隠れしますね〜。

さて、今回このブログに書いていくのは「速読と普通の読書」についてです。

この記事は、「速読」に興味ある方や、これか読書を習慣にしたいと思う人向けに、「読書スタイルは自由だ!」ということをお伝えしたいと思っています。

私の今までの読書方法は速読でした。

あることキッカケに、2月ごろから「速読」で読書するのを一旦やめて、「普通に読書する方法」に切り替え。

厳密には、速読の技術は多少使用するのですが、1冊を数日かけて読みきっています。

速読から普通の読書に変えた理由

これはまで読書は「1日〜2日1冊のペース」で本を読んでいました。そのため、昨年は1年間で約270冊以上を読むことができました。

とにかく「なんでも知りたい」という知識欲を満たすために、手当たり次第に読みたいものを読む感じです。

書籍に使うお金は、将来への投資だと考えて糸目はつけていませんでした。(その分ほかのことを我慢です。)

しかし、ある日「本を読んでいる」時にふと思ったのです。

「あれ、なんか11冊読むことが目的になっていない?」

「いかに早く読むことに夢中になっていない?」

「読書数に価値を見出していない?」

「沢山本を読んだだけで、賢くなった気になってていない?」

「なんか人生、生き急いでいない?」

これまで本を読む理由は、知識を得たいという欲求を満たすものでしたが、いつしか早く沢山読むことが目的化してしまっているような気がしました。

そして何より、読書する時間を作るために毎日せかせかしている気もして、ちょっと節操がないなと感じるようになったわけです。

なので、一度速読を中止して、普通のペースで読書に切り替えてみた分けです。

そうすると、また違った読書体験が広がっていきました。

速読から普通の読書に切り替えてみて

速読の場合、「まえがき」、「あとがき」、「目次」を読んだあと、1ページ1秒(太文字に注目する)、1ページ3秒(気になる章)、1ページ30秒くらい(気になった箇所)を読むという流れです。

本によって変わりますが、30分から1時間くらいで読んでいます。

普通の読書も、速読と同様に「まえがき、あとがき、目次」を読む方法は変えていません。

というのもこれをしないと、本全体の概要がわからなくなるからです。

例えるなら、東京大阪間を徒歩で移動する場合、日本地図で大まかなルートを知っておけば、「途中で静岡県を通るな」というように、大まかな方向や自分が今どれくらいの位置にいるか把握することができます。

同じように、「まえがき・あとがき」が「目的地」、「目次」が大まかなルートといった具合に、本を読んでいて途中で迷わなくなります。

本の概要や方向性が把握できたら、最初から普通に読んでいくのが「速読」との違いです。

速読は、1ページにかける時間が少ないものの、何度も読むので、本全体の内容を記憶しやすいというメリットがあります。

反対に普通の読書は、読了するのに数日はかかるので、読み終わるころには、前半の章の記憶があやふやになることがあります。

それなので速読経験者の場合「普通の読書方法」は、最初から順々に読むことから、「書いてある内容を忘れない?」と疑問に思うかもしれません。

その「忘れちゃう問題」の解決方法は、スマホのメモに印象残ったところを簡単にまとめて、ページ番号と一緒に記録しています。

それを読み終わった後に、見返して記憶に定着するようにしています。意外とメモを読み返すと、鮮明に思い出したりますよ。

この方法で、月20冊~30冊だったペースが、今では5冊未満になりそうな勢いです。(本の内容により増減)

更に良いのか悪いのか、朝に読む本、夜に読む本、寝る前に読む本(小説)と分けているので、同時に3冊ずつ読んでいます。

良いのか、悪いのか分かりませんが、余計に読むペースが落ちてます。笑

「何冊も本を同時に読むと、内容がごっちゃにならない?」と思われるかもしれませんが、毎日読んでいるので記憶には残っています。(数日空けると、なんだっけ?と思うことはありますが、前の数ページを読み返すと思い出します)

同時に何本から連ドラをみているのと同じ感覚で見ているうちに、なんとなくの流れは思い出します。

本、特に小説を読んでいると「内容を忘れてしまう」という風に悩んでいる人がいますが、個人的には細かなところは忘れても気にしません。

映画を見てていてもそうですが、全体の流れは説明できても、細かなシーンは説明できないですよね。

それと同じで、小説などは最初は全体の流ればわかればい良いのです。

速読と普通の読書どっちがいい?

正直言えば、好きな読み方をすればいいと思います。

どちらが正しいということはありません。

ただし、普通の読書のメリットは以下です。

普通の読書のメリット

  • 1ヶ月の本代が少なくて済む(速読の場合、1ヶ月5~6万円でした)
  • 深く考える時間がある。

といったところでしょうか?

それ以外は速読とさほど変わらないですが、少しゆとりができた気がします。

速読で読んで「理解が難しい本」は、普通に読んでも理解が難しいです。

速読でよく理解できる本は、普通の本でも理解しやすいし、早く読み終わります。

私の場合は、今後速読と普通の読書を使い分けようと思います。

速読するもの

  •  新しい知識
  •  予測系の本
  •  自己啓発系(新しいもの)

遅読するもの

  •  深掘りしたい既存の知識
  •  古典・歴史もの
  •  自己啓発系(科学的や研究の証拠がしっかりしているもの)

として、読み方を考えています。

まとめ

いかがでしたか?最近巷では、速読が流行っているようですが、別に月何冊読書したらえらいということはありません。

それよりも自分のライフスタイルにあった形で、本当に知りたい知識を身につける方が大切だと思っています。

そうそう、普通の読書のメリットで思い出しました。

速読だと、知識の洪水みたいになるので、偉た知識を実戦で使いきれないこともあるのですが、普通の読書ではゆっくり試すことができます。

そんな感じかな。

それでは、みなさんも良い読書生活を。