個人開発・プログラム

【個人開発1年振り返り】リリースした7つのWebサービスの反省点と来年の活動について

こんにちは!YuKiOです。

このブログでは、カメラ・写真、プログラム・個人開発、読書についてなどアウトプットの場です。

内容が気に行っていただけたら、ぜひお気に入りに登録や各種SNSのアカウントをフォローください。

ツイッター:https://twitter.com/oo_forward

インスタグラム:https://www.instagram.com/yukio_photographer/

もうすぐ1年も終わりですね。

あっという間に1年が過ぎ去りました。

そこで、来年に向けて今年のWebサービス個人開発の活動についてまとめて行きたいと思います。

最後までおつきあい頂けたら幸いです。

今年のWebサービス個人開発の目標と結果について

今年の目標

今年の目標は3ヶ月1つのWebサービス、年間で4つのWebサービスを作ってリリースさせることに決めていました。

そして、その先の願望(そうありたいという状態)として、「サービスから収益を得る」、「収益の糸口を見つける」というのを設定しました。

今年の結果

結果として7つのWebサービスを作ってリリースできたので、目標は達成できました。

が・・・

叶えたい願望は、残念ながら実現することができませんでした。

自分なりに仮説を立てながらトライ&エラーを繰り返してみましたが、「サービスを使ってもらう」、「興味を持ってもらう」という段階の壁を突破することが出来きませんでした。

その一番の原因が、「あったらいいかもレベルのWebサービスで、なければ困るサービスを開発できなかった事」だと考えています。

実際に自分で作ったサービスなのに、自分が使っていないのが何よりの証拠。

そこが、結局ダメなところだと思っています。

次の章では、実際にどんなWebサービスなのか紹介しながら、反省点を書いて行きたいと思います。

作成したWebサービスの目的と反省点

今年作った7つのアプリと、制作の経緯、ポイント、反省点を紹介していきます。

ブックエコノミー

制作した経緯

好きなことをサービスにしようと考えた時に、「読書」が思い浮かびました。その時ちょうど仮想通貨についても勉強をしていたタイミングだったので、「読書を通じて構築できる経済圏があっても面白いのでは?」というアイデアから作成しました。

読書をするごとに、ブックコインという仮想コインが発行されます。

そのコインを作って、好きな本に投票したりできるようにしました。

ポイント

読書管理アプリのほとんどが一度読んだら終わりという前提のもと作られているところが不便だと感じました。

そこで、何回読んでも記録できるように、同じ本でも読んだ冊数にカウントできるようにしています。

さらに、メモをその時々で追加できるので、時系列でメモを読み返すことができるようにすることで、過去の自分のメモを見ながら、現在の自分が追加できるような仕組みにもなっています。

ブックコインは、またあまり読書をしない人にとっては、何かモチベーションが必要ではという仮説から、機能に取り組みました。

反省点

ほとんど登録してもられず、ほとんど興味をもってもらえませんでした。

登録をしなければいけいないサービスの場合、登録するだけの魅力が必要です。

しかし、読書記録アプリはたくさんあるのに加えて、別にお金にもならないコインが発行されたところでユーザーにメリットがありません。

特に何も魅力がない。

これがこのサイトの失敗の原因だったかなと思います。

物欲防止!「sunzaibousi」

制作した経緯

この時、カメラ系YouTuberにハマっていたのですが、とにかく動画を見るごとに買ってしまう散財グゼがついていました。

「なんと物欲を抑制できないかな?」と考えていたところ、買った瞬間に満足しているのに気付いたのです。

そのため、擬似的なネット通販サイトで買ったつもりになれば、散財クセを抑制できると思ってこのアプリを作りました。

ポイント

前回のブックエコノミーの反省から、今回は利用を促進するため、登録が必要ないWebサービスにしてみました。

出来る限り、某大手通販サイトの雰囲気を出すようにし、シンプルな構成も心がけたつもりです。

後ほどカート機能を追加して、よりリアルになりました。

反省点

同じく個人開発している方々が反応していただき、今年作成したアプリの中では一番反響が良かったです。

ただし、しばらくはアクセスもありましたが、あまり継続はしませんでした。

実験で広告も打ってみましたが、一般の人はそこまで反応がなかったです。

ジョークアプリにも近いので、こんなところかもしれませんが、もう少しリアリティを出す機能を取りいれても良かったかもしれません。

撮影条件提示サービス「トテミロ」

制作した経緯

やはり原点に立ち返って、自分の好きなことをサービスにしようと考えた結果「カメラ 」に関するWebにすることがしました。

自分がカメラ を撮影していると、撮影方法がマンネリ化してくることに注目。

難しい撮影条件をランダムに提示することで、カメラ の撮影にゲーム性を持たせようと考えました。

sanzaibousiでログイン不要の方が反応が良かったこともあり、こちらのサービスもログイン不要で使えるサービスにしました。

ポイント

このWebサービスは、ランディングページ で面白いと思ってもらえるように、架空のプロカメラマンをキャラクターにして、ジョーク度合いを強くしてみました。

そして、極力シンプルな構成を心がけて、難易度のレベルを4段階に設定することで、すぐに使えることを目指しました。

反省点

リリース直後から全く反応がなく、ほとんど利用されていません。

ちょっとふざけすぎたのと、結局カメラをやっている人にとってゲーム性は必要ないなかと思いました。

というのも、自分が全く使おうと思わなかったからです。

やはり自分が使わないものはダメだと実感したWebサービスでした。

大人の怒り場!「ナイスアンガー」

制作した経緯

このサービスのアイデアは、プログラミングを始める前からありました。

あまり怒る方ではないので、ムカつくことがあっても我慢することもシバシバ。

特にSNSなどでぶちまけるのも違うなというのがあり、モヤモヤしていたことがアイデアの発端です。

Sunzaibousiを作った経緯から「〇〇したつもりになれる」というアイデアはいいかも?と思って作ってみました。

ポイント

メール風やツイッター風など、実際に投稿のデザインを真似して、リアル感を出すように心がけました。

また、ランディングページの内容も、紳士淑女とユーザーを持ち上げるように書く事で、特別感を演出してみました。

初めは匿名で投稿できる機能にしようと思いましたが、トラブルになる可能性もあるので、「全く記録されない」という仕様にしています。

反省点

このアプリは、ネット番組から、番組内で取り上げたいと連絡を頂いたのですが、煽り運転の容疑者が逮捕された関係でお蔵入りになってしまいました。(煽り運転はこんなところまで影響するので、絶対ダメですよ。)

もし、放送されていたらどうだったのだろうと思いますが、運が有りませんでした。

ただし、こちらも毎回文章を打つのはめんどくさいという欠点もあったので、そこまで利用者は増えなかったかもしれません。

そのため、「来世ハエボタン」という、スマホをリモコンのようにして、相手にむけて画面上のボタンを押すと、相手の来世をハエに変えらたつもりになる機能をつけてみましたが、こちらは全く反応がなく大ゴケでした 笑

チェックリスト共有アプリ「チェクリー」

制作の経緯

普段から仕事や生活でもチェックリストを作っているのですが、毎回つくるはめんどくさいなと思いました。

そこで、みんなで共有できれば面白いのでは?と思って作ってみました。

ポイント

とにかくUIはシンプルにして、使いやすさを意識しました。公開されているチェックリストは利用できたり、コピーしたものを変更できるようにもしました。

反省点

今回はかなり真面目に作り込んだのですが、ほとんど利用されることはありませんでした。

いいアイデアと言っては頂きましたが、使ってみたいというところまでの魅力はなかったようです。

このサービスは自分が今も使っているので、「自分が使っているサービス」という点では、ある程度合格できたと思います。

来年は自分で使った不便なところを、修正して再リリースしたいと考えています。

選ばれし会員限定サイト「セレブズ」

制作した経緯

チェクリーの失敗から、いろいろと考えていました。その中である本を読んでいた時に、10万円もするスマホアプリがあることを知りました。

その10万円のアプリを買えるくらい財力があるというのを示すだけが価値という、なんともシンプルな機能です。

会員登録されないのなら、逆に会員登録できるハードルをあげて、会員になることに価値を作ればと思って、会員登録に条件をつけてみました。

ポイント

普通には会員登録できないことがポイントです。それ以外はTwitterアカウントを使ったログイン機能しか持っていません。

反省点

このアプリは、開発者の方々から反応を頂きまして、それなりにアクセスはあったのですが、やはり機能は薄っぺらいのでそれ以上広がることはありませんでした。

しかし、人は何がを制限するとやってみたくなるというは、新しい発見でした。

簡単プロモーションページ作成「ソクプロ」

このアプリの制作の経緯

「NO FLOP」という本を読んだのですが、その中でプロトタイプではなくて、プレトタイピングという考えを知りました。

例えば、webサービスであれば、デモ機能を作る前に、リアルなランディングページを作ってユーザーが集まるかを確認するという方法です。(倫理的な問題はありますが)

これを読んだ時に、毎回ランディングを作るのも大変だなーと思って、「ランディングページ簡単に作れるようにしてみては?」と思ったのがこのサービスです。

ポイント

このアプリもシンプルな構成にしてみることに。

入力していくだけで、ランディングページ を完成できるように、構成を変更できる機能は実装しませんでした。

そして直感的にどんなランディングページ が作れるのか伝わるように、トップページと同じ構成のもポイントです。

言葉にも配慮して、ランディングページ だと一般の人はわかりづらいので、プロモーションページとして表記してみました。

反省点

リリースしてから時間は経っていないですが、かなり大ゴケしました。

反応がなくて、アクセスも全然ありません。

サービスのコンセプトが伝わりづらいというのもあるかもしれません。

こちらは自分が使いたいなと思っているので、利用者が増えなくても、自分用のツールとして改良していこうと思います。

今年1年の活動を振り返って

昨年から今年にかけてWebサービスを個人開発して感じていたのが、自分のアイデアに実りがあるのか?判断が難しいということでした。

スモールスタートで始めたとしても、そもそもWebサービスが見向きもされないので、そのまま開発を進めるべきなのか迷っていたんです。

1年間開発して自分なりに感じたのは、実りの可能性があるサービスなら、やはりユーザーから何かしらの反応があるもんなのかなと思っています。

だから、反応がないという事はダメって事なんだろうなと。

例えばAirbnbってこんなビジネスなんて成功しない!と言われていましたが、仮のサービス中に申し込みがあったから、ビジネス化したわけで。

必要なサービスであれば、反応が出るんでしょう。たぶん。

成功したことないから知らないですが・・・笑。

ということに、気づいた1年でした。

信用を作ろうと思った。

そもそも開発者に信用がないので、圧倒的に優れたアイデアでなければ、登録系のサービスを広げるのも難しいと感じていました。

今年は、自分の信用を作るを意識

信用を作るために考えたのが、気軽に使えるジョーク系のアプリを作って話題になることでした。

ジョーク系のアプリでも、面白いなと思って使ってくれる人が増えれば、フォロワーも増えて、信用を蓄積できるのでは?という作戦です。

そこで、sunzaibousi、トテミロ、ナイスアンガー、セレブズなどを作ってみたわけです。

しかし、人生はそう上手くはいきませんでした。

開発者として信用を得るまでにはなりませんでした。

ただ、ナイスアンガーなどはネットテレビから取り上げたいと連絡があったりと、他の開発者さんと絡む機会があったのは一定の成功だったと思っています。

この1年は「Webサービスで収益得るや収益化の糸口を見つける」という願望を持っていましたが、願望を叶えることができませんでした。

しかし、今年1年、Webサービスを作ってきた事自体は、無駄ではなかったと思います。

個人的な開発スキルもアップしましたし、Webサービスを作るためスキームもある程度確立できたので、以前よりもサービスを開発する時間を短くすることができるようになりました。

来年挑戦したいこと

これを御読みの方からすれば、「よくこんななレベルのアイデアで・・・」と思われるかもしれないですが、やっぱり自分で考えたアイデアは自分の子供のように過保護になりがち。

それなりに真面目には考えていました。

作っている時は「人気が出たらどうしよう〜」「今度は行けそうだな」と妄想したこともあります 笑

リリースのたびに、現実の厳しさを時間させられて、「自分って才能ないな〜」と落ち込むこともあります。

ただ唯一の才能「あきらめが悪い」が原動力になっています。

来年は、アイデアを形にする時間をどんどん短くしていき、めげずにWebサービスをもっと出していきたいと考えています。

とにかくダメでも良いから、アウトプット、トライ&エラーです。

必要があれば、開発で時間が掛かっているようなことを、解決できるようなサービスを作っていこうかなと考えています。

今までは「広告収益を目的とした無料サイト」 ばかりでしたが、今年は腰をしっかりと添えて「しっかりとお金を払ってもらえる」Webサービスの開発にも挑戦したいと思います。

もちろん、ジョークアプリやツールアプリをリリースしていきます。

とにかく来年はWebサービスを作る、作る、作りまくります!

 

そして、もっと開発者の方々とも触れ合っていきたいと思います。

来年はなんとしても、個人開発のプロジェクトを収益をだして、「胸を貼って個人開発しています!」と言えるようになっていきます!

ちなみにカメラの趣味も、動画作成の趣味も頑張っていきたいので、プログラムを含めてミックスさせた形でWebを通して表現をしていきたいと考えています。

Youtubeチャンネルも始めようと計画中です。

来年はいろいろ挑戦する年になりそうです。

最後まで御読み頂きありがとうございます。

気にって頂けたら、来年もぜひ見守りください。

それでは、来年もよろしくお願いします。